優しくない優先座席

なんかネットで、「優先座席前で疲れた2歳が座り込んだのに誰も席を譲ってくれなかった」みたいな記事があって。

それに「子持ち様」だの「自己責任」だのってコメントがいっぱい寄せられてて。

まぁそりゃ出生率も低下するわなーとは思ったんやけど。

 

子ども云々は置いておくにしても、

そもそも優先座席って優しくない文化だからこそ生まれるもんやと思うねんな。

変な話、優先座席以外でも高齢者とか、妊婦さんとか、怪我した人とか、それこそ疲れてる人がおったら譲ってやるってのが本来あるべき姿やん。

実際譲るタイプの人は優先座席以外でも譲るやろうし。譲ったことも譲られたこともある。

 

子どもって本来社会全体で育てるものやねんけど、現代社会じゃそうもいかん。まぁ優しさってこう、心の余裕がないと生まれないと思うから、そういうところを考えるとみんな自分の生活でいっぱいなんやろな。

あとは親の道徳教育が上手くいったか、過度に捻くれずに成長できたかってところ?

まぁ保育園建設に煩いと反対して中止になったり、公園のボール遊びが感じになったりする社会じゃ厳しいかも?

 

どんだけ心に余裕がなくても、2歳程度の子どもには優しくあれる人間でいたいもんやな。